黄桃やハチミツを思わせる味わいで、毎年大好評のコーヒーが入荷しております。
ホンジュラスの名産地サンタ バルバラ地区にあるロスプリモス農園。Unirでは4年連続で買い付けている農園です。

▍ホンジュラス ロスプリモス
https://unir-coffee.shop-pro.jp/?pid=156578348

農園主レイナルド ムニョス ロペスさんとその一族は長きにわたりコーヒーに携わってきました。彼が初めて自らの農園を持ったのは1977年。生活を豊かにし、息子たちへ修学の機会を与えてくれたコーヒーへの感謝を胸に、長年コーヒー栽培に取り組んできました。
しかし2000年以降、従来のコマーシャルコーヒーでは買い叩かれてしまうようになってしまい、またコーヒーの病気の影響も大きく、一度はコーヒー栽培を諦めてしまいます。

それでも今まで自分たちを支えてくれたコーヒーへの恩が忘れられず、2011年、高品質なスペシャルティコーヒー栽培に特化した農園を息子達とともに新たに山の頂上に作りました。この農園がロスプリモス農園です。
歳のせいもありレイナルドさん自身は毎日は農園に行くことができないため、現在は主に彼の息子と甥が農園の管理を行っています。レイナルドさんは剪定された木の植え替えや、農園に新しいロットを植えるためのコーヒーの苗木作りを担当しています。
ロスプリモス農園で収穫されるコーヒーは素晴らしいポテンシャルを持っているので、彼はいつもワクワクしています。

今回のロットはパカス種とカツアイ種のウォッシュトプロセスです。
収穫したコーヒーチェリーは農場にあるウェットミルで丁寧に果肉が取り除かれます。次にパーチメントコーヒーは発酵槽に入れられ、36時間のドライファーメンテーションが行われます。その後、大量の水で4回洗い、レイナルドさんの家に運び、パラボリックソーラードライヤーにて約16日間乾燥させます。乾燥の間にパーチメントコーヒーはハンドピックされ、不良豆が取り除いています。

黄桃やオレンジ、アプリコットを思わせる丸みのある酸味の果物感に、ハチミツのようなしっかりとした甘さが伴う、ザ・スペシャルティコーヒーともいう味わい。
Unirが選ぶスペシャルティコーヒーならではの甘さを実感していただきやすいコーヒーです。ぜひお試しください。