白ぶどうやオレンジ、さくらんぼを思わせるスペシャルティコーヒーらしい甘く綺麗な酸味と、後口に残る甘い余韻。まさにホンジュラスのスペシャルティコーヒーならではの味わいが楽しめるコーヒーを販売開始します。
ホンジュラスの名産地サンタ バルバラ地区にあるアリアニータ農園のコーヒーです。

▍ホンジュラス アリアニータ
https://unir-coffee.shop/?pid=173624019

農園主ケルビンさんは、父親と一緒に子供の頃からコーヒーに携わってきました。彼の父親はコーヒー農家でしたが、同時に野菜の栽培も行っていました。
残念なことに、2010年に彼の父親はひどい交通事故に遭い亡くなってしまいました。ケルビンさんが兄弟と母親を養っていかねばならず、野菜ならすぐにお金を稼げて収入が得られるので、野菜の栽培だけに専念しました。

2017年、ケルビンさんはコーヒー栽培に復帰します。彼の義父が現在アリアニータ農園となっている土地を彼に売ってくれたのです。義父は生産を行っている農園を持っていたので、その収穫からケルビンさんは小さなロットながらスペシャルティコーヒーを用意できました。それ以来、彼の経済状況は改善され、コーヒーへの情熱は強まりました。

伝統的な農園経営に加え、ケルビンさんは2つの優れた方法を取り入れています。それは、除草剤を使わず、手作業で雑草を駆除していることと、肥料は年3回のうち1回、鶏糞やコーヒーパルプなどの有機肥料を与えていることです。

今回のロットはパカス種とブルボン種のウォッシュトプロセスです。
コーヒーチェリーは丁寧に摘み取られた後、ラバに乗せてウェットミルに運ばれ、その日の内に果肉が取り除かれます。次に、パーチメントコーヒーは発酵槽に入れられ、約16時間のドライファーメンテーションが行われます。 その後、大量の水で4回洗い、パラボリックソーラードライヤーにて約15日間乾燥させます。乾燥の間にハンドピックして欠点豆を取り除いています。

このコーヒーの甘く綺麗な果物感とハチミツを思わせるしっかりとした甘さから丁寧な仕事ぶりが伺えます。
ケルビンさんの情熱が生み出した素晴らしいコーヒーをぜひお試しください。