熟したアプリコットやヘーゼルナッツ、アメリカンチェリーなどの風味を感じる、豊かな甘さと心地良い質感のコーヒーが販売中。
ブラジルのコーヒー名産地ミナスジェライス州より、150年以上の歴史を持ち、品質向上の取り組みだけでなく社会的活動にも意欲的に取り組むカルモエステート農園の品評会Taste of the Harvest入賞ロットです。

▍ブラジルTOH2024年 カルモエステート
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カルモエステート農園は代表山本も何度も訪れており、Unirでも幾度とご紹介してきたコーヒーです。
ジュンケイラ家は代々コーヒー栽培に人生を捧げてきました。現在の農園主であるトゥーリオさんで5代目です。
恵まれた自然条件、肥沃な土地、適切なコーヒー品種の選択に加え、熟練した労働者と最先端の施設で丁寧に加工されることが、カルモエステート農園のコーヒーの高品質さを支えています。収穫は一部で収穫機を使用していますが、ほとんどの区画では理想的な熟度でなんと手摘みしています。

農園内に33の水源をもつカルモエステート農園では、環境学者でもあるご子息とともに環境を保全し森を作るプロジェクトも実施。土地の45％以上を大規模な自然保護エリアとして保全しており、これはブラジルの法律で定められる20％をはるかに超える自然林です。
また、加工施設も太陽光発電パネルから得られるエネルギーで稼働しています。

さらに、カルモエステート農園では他には見られない様々な社会的な取り組みを見ることができます。
農場では15年前から農地貸出プログラムを開始。関心のある住民や労働者は、カルモエステート農園内の小規模区画を破格の価格で借り受け、独自にコーヒーを生産できます。
さらに住居供給プログラムとして、住民には住宅の新築・改修のための経済的補助が支給されます。

トゥーリオさんはこうした取り組みにおいてこのように話しています。
「トップクオリティのコーヒーを生産することは大きな目標ではありますが、それがゴールではありません。世界中では1億2500万もの人がコーヒー生産によって生計を立てています。産業全体に社会的責任がある事を忘れてはなりません。我々のようなオーナー生産者は、地域社会に貢献する役割がありますし、そのために努力しなければなりません。高品質なスペシャルティコーヒーの生産を通して、社会を向上させ、多くの問題を解決する事こそ私達の本当のゴールです。」

そんな実直なトゥーリオさんの信念が表れた、非常にバランスの取れたコーヒーになっています。
熟した果物感と豊かな甘さ。クリーミーな心地良い口当たり。ぜひお楽しみください。